LPガスって何?
- ■LPガスの意味
- Liquefied Petroleum Gasの頭文字を採ったのがLPGで、液化石油ガスということです。つまり、プロパンガスもブタンガスもLPガスなのです。(家庭用はプロパンガス)
- ■LPガスの性質
- ・LPガスは一般に毒性がなく、無色無臭です。(家庭用にはガス漏れ感知のため臭いを付けてあります)
- ・LPガスは常温・常圧では気体ですが、冷やしたり、圧力を加えたりすると簡単に液体になります。
- ・LPガスは液体になると、体積が気体の1/250に減少するため、輸送がきわめて容易です。
- ・LPガスは空気より重いので、万一漏れたときは低いところに流れ、くぼみなどがあれば滞留することもあります。
- ・LPガスの1m3当たりの発熱量は約100MJ(メガジュール)と、都市ガスの約46MJに比べ格段に高いものになっています。
- ■どうしてできるLPガス
- LPガスは原油や天然ガスの随伴ガスとして産出・回収されるほか、国内においては原油の精製過程においても副生ガスとして生産されます。いずれにしてもその殆どが液化した状態で輸送されます。
- ■LPガスの需要状況
- 日本で使用されるLPガスの約100%は輸入されており、そのうちの90%が中東諸国からの輸入となっています。また、供給量の確保と供給源のかたよりをできるだけ解消するために、東南アジア、北米、中南米、オセアニア、北アフリカ、中国、ロシアなど世界中にわたってLPガスの開発の可能性を探っています。
- LPガスの需要分野は表のように家庭・業務用で多く使われています。その意味でも民生用エネルギーと言えるでしょう。
- ■災害に強いLPガス
- 特に1995年の阪神淡路大震災のとき、LPガスは供給の途切れも少なく、また素早い復旧がなされています。
- ■LPガス安全器具と普及と事故件数
- LPガスの安全器具を積極的に普及させたことで大幅に事故が減少しました。
- ■LPガス安全器具置率と事故件数の推移
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